FE103EとCF404-8Aが眠ったままでいるので、何か活用したいと思います。 両方とも、釣りで言うフナみたいな(・・で始まり・・で終わる)ユニットですので説明は不要だと思います。 FE103Eは30年以上前のカーステレオ以来で、家庭用は初めてです。 カット材から作るのは大変なので、ネットで適当な箱を探す事にします。 FF105WK用の箱を調達しました。約7Lでダクト36mm角の8.5cmですので、fd=65Hz位です。 |
プロ(木工房屋)の仕事ですが 最低限の材料使用で、木口処理も 天のみで底は未処理です。 ブックシェルフスピーカーに天底は ないのですが。(特に小型の) |
FE103Eにはチューニングが少し低いので、ダクトを2cmカットでfd=72Hz位に調整しました。 もう少し高い方が良いかも知れません。メーカー推奨は6Lの場合で80Hz位だったと思います 内部は補強も無くただの箱ですので、補強をしてユニットは裏付けにしますので、 ダクト・吸音材等を合わせるとfd=75・6Hz位に成ると思います。 |
深さ11mmの穴を開ける。板厚15mm 貫通注意 | 鬼目ナットを埋め込む |
ビス穴対角線115mmぴったりです。 | ダクトカット8.5cm→6.5cm |
次に塗装ですが、ラワン合板ですのでウレタンニスで仕上げていきます。 ニスは薄めにして、何度も重ね塗りをしますが、4回・5回と何度塗っても補修の跡が目立ちます。 ラワン合板なのに白っぽいパテで補修?(初めから)、気に入らないのでやり直しです。 ニスを剥がし補修部分もラワン色のパテでやり直し、また何度も重ね塗りをしましたが、 色合わせは前よりましですが、補修部分の面積は3倍位になり前より目立ちます。やり直しです。 結局は補修部分を隠す為にサンバースト風にしました。 |
補修やり直し | 3回塗ってペーパーかけ・・・目立ちます。 |
隅木も入ってない | 補強控えめに |
吸音材ウール100% これも控えめに | ユニット取り付け |
塗装には手間がかかりましたが、他は簡単に済まし完成です。 とりあえずchariceを聴いてみる。ボーカルは何かざらつく様な変な癖がある、下も出ないし。 POP系にはもう少しチューニングを上げた方が良さそうです。予想より手強そうなユニットです。 対策も殆んどしてないし、まあ箱もユニットも新品ですから、少し鳴らし込んでいきます。 |
CF404-8AはA7のミニの箱を手に入れたので、購入しましたがその後すぐ製造中止になり、販売店からも消えました。 後継機も出ない様ですので、ALTEC最後の機種に成りそうです。 A7ミニはオブジェ状態でしたので、405-8Hを付けて売っちゃいました。CF404は半田付けもしていませんし 殆んど新品状態のまま保管してあります。中古も一組有りますが、どちらも眠ったままです。 405-8HはYオク等で、わりと安く出回っていますがエッジは張替えが必要です。ウレタンですから。 405-8Hは以前自作した(13・4Lでfd=60〜65Hz位)箱がバランスも良く好印象でしたが、今は有りません。 写真しか残っていませんので、↑推測です。分かっているのは内径56φmm塩ビパイプのリアバスレフです。 さて箱はどうするか、FE103Eと同じく一から作るのは大変だしお金も無いから、何か利用する事にします。 FOSTEXの12cm用に作った箱が余っているので、それを使う事にします。FF125WKが付いてましたが売っちゃいました。 取付け穴は端子部分を内側から少し削ればそのまま付きます。ビス穴対角線は126mm→119mmに楕円形にスライド 裏の爪付きナットをずらせば、またFOSTEXの12cmが付きます。 箱は約9.5Lでポート共振周波数はR2.5cm・L13.5cm fd=58Hz位ですので、L13.5cm→10.5cmで58Hz→63Hz |
FF125WKの取付け跡が目立つ | 126mm→119mmに楕円形にスライド |