セレクター&アッテネーター

オーディオいじり♪
1990年代初めごろ、ほぼレコードからCDに切り替りプリアンプはもう不要かなと思い真空管のパワーアンプを作りました。
はじめはCDをパワーアンプ直結で聴いていましたが不便なので、セレクター&アッテネーターを作る事にしました。
当時、東京光音の2P65CSを使った良さそうなキットが三栄無線で販売されていましたが(入力5出力1でATTは2連タイプ)
ATTはL・R独立で出力は2以上欲しかったので、自作する事にしました。

ATTは東京光音の単連タイプのP65CSで、ロータリーもキットと同じ東京光音のCV21-1205Rで入力4・出力3にしました。
内部配線も奮発してアクロテックの6Nケーブルを使用しました。部品代は当時の雑誌などを参考にすると36,000円位です。
三栄無線のキット41,000円も自分で部品を揃えると27,000円位で済んだと思います。

東京光音のアッテネーターP65CSは当時でも高価でしたが、今は受注生産で手が出せない値段です。
2連の2P65CSが当時18,000円→45,000円位1連のP65CSが11,000円X2→60,000円位します。

ATTをクリックした時に少しノイズがのりますので、接点を洗浄したいと思います。
5・6年位前に一度洗浄しましたが、その時から内部配線の汚さが気になっていたので配線もやり直しです。
入力側はシールド無しで、出力側のみ銅箔テープでスパイラル構造シールドにしてビニールチューブを被せてあります。
チューブの隙間と銅箔テープの露出部分をシリコンボンドで汚く仕上がっています。

全面金属製のケースで電源を必要としないパッシブプリですので、シールド線を使用しなくても良いと思いますので、
入力側はそのままで、出力側をシールド無しのOFC金メッキ単線(φ0.7mmフッソ樹脂被覆)に交換します。
φ0.7mmの単線ですから鳴きが気になるので、とりあえず真綿を絡ましときました。
シリコンボンドが汚いスッキリしました
リレークリーナーで洗浄がらんどう

出力側は3コの内1コはATTスルーにしました。接続時に注意しなければいけません。
アースは入出力とも共通の一点アースです。
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