アンプ修理

 SC9-1)
オーディオいじり♪
HオフでmarantzのプリアンプSC-9をみつけました。ジャンクで20,000円ジャンクと言っても
壊れている訳ではなく、年式的にジャンク扱いに成るみたいです。80年代前半の商品です。
丁度フォノイコを探していたので、フォノが生きていればと思い・・・

店員にフォノのみテストを頼むと、応じてはくれましたが、いきなりフォノ端子に
DVDプレーヤーをつなぎ始めたのでビックリ!・・・と説明してテストOK購入です。
ヤフオクでジャンク品で3・4万円しますので、そのまま出品しても損はしません。

外観はまずまず、PHONO・AUX・TAPE 各端子OK 各スイッチ類多少ガリ有、問題無さそうです。
中央のトーンコンが左右独立の3バンド、グライコ風でかっこいい真ん中の見なれないスイッチ
tape eq テープのRec時にもイコライジング出来るみたいです。使う事は無いと思いますが・・・

tape eqをONにすると何か変!信号が途切れます。とりあえず開けてみる・・・見つかった。


シールド線がトランジスタを圧迫している、シールド線をよけると直るが要再ハンダ、出来れば
Trを交換したい、手前のTrの足も真っ黒です。電解コンデンサ類も交換してOHする事にしました。

もう一つ不具合がモードスイッチが何か変!どこかでLRが触れてるみたい。

手前からセレクタ基盤・フォノイコ基盤・MCヘッドアンプ基盤(銅板シールド)が重なり合い
その右にメイン基盤。不具合の箇所ではないがバラバラにするしかない、ぞっとする。
左上から左横から

部品等の交換歴は見当たらないが所々でひどいハンダ付けあとが有り修理歴はありますね.。
まずはメイン基盤の電解コンデンサをすべて交換、tape eq 基盤も電解コンデンサをすべてと一部Tr交換
汚いハンダ付け綺麗になりました
tape eqビフォーtape eqアフター

次にボリュウム基盤。画像2がゴテゴテのハンダ付けで、パターンが接触していた、おそらく
モードスイッチの不具合はこれが原因だろう、ひどいハンダを吸い取り再ハンダ。

ボリュウム横のコンデンサの変な付け方は修理・改造ではなく、設計変更によるもの見たいです。
ボリュウム基盤ビフォーハンダを吸い取る  画像2
設計変更みたいすっきり

フォノイコのヒートシンクしてあるFET?は、かなり発熱しそうです。両外側のフィルムコンデンサが
変色して値が読み取れません。出来れば交換したいのですが今回は見送り、電解コンデンサのみ交換

MCヘッドアンプはコンデンサが窮屈そうで、シールドケース内も寝かしてあります。
現在の所MCカートリッジは持っていませんので、使う機会はないかもしれませんが。
フォノイコ基盤ビフォーフォノイコ基盤アフター
MCヘッドアンプシールドケース外す
すっきりしました

電源部の平滑コンデンサも全部交換し、汚いハンダ付け部分をやり直しました。
ひどい・汚い・危ない!
スッキリ綺麗になりました。

電源部の下に何かの回路基盤があります。たぶんヘッドホンアンプ基盤
発熱が大きいのかコンデンサが剥けてます、すべてを交換しこれで終了です。

たぶんヘッドホンアンプ基盤アフター

あとは元に戻せるか!それだけです。
↑エージング中
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アンプの修理は、今回も含めて8台目位です。
1台はギブアップ、もう1台はプリメインの
プリ部を飛ばしてしまいました。
現在プリ部をカットしパワーアンプとして使用しています。
まずまずの勝率だと思います。当方特に勉強した事もなく、
もちろん知識もないド素人です。
オシロ・測定器等も持っていませんアナログ式の
最安のテスターのみです。最近デジタル式を買いました。
感とだろうだけで修理をしています。危険ですけど。

個人的に使用する物のみ
修理・改造などをして楽しんでいます。

オークションにも出品しましたが最低限のメンテ品のみです。
交換部品
電解コンデンサ59・双極性電解コン4・トランジスタ8・抵抗2
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