アンプ修理

 ka7700d)
オーディオいじり♪
ヤフオクでTRIOのKA7700Dを落札しました1976〜7年ごろの製品だったと思います。
この年代のアンプはデザインも良いし、素人でも何とか修理できるので好きです。

これ以上古いと殆どの部品は劣化し、互換品も見つけにくい。また最近のアンプだと、
一つの基盤に各回路が同居しチップが多用してあり(たぶん)、素人には手に負えません。

同機種は2台目で、1台目はプリ部を飛ばしてしまったので、今回は慎重に・・・

PHONO・AUX・TU は問題なし、テープセレクタのみAとBがRチャンネルが繋がっている。
セレクタ基盤のハンダ不良だろう、ばらして見ると所々再ハンダの跡があります。

せっかくバラバラにしたので、色々触りたいが今回はプリ部には触れない事に・・・

テープab端子から来ている。たぶんこの基盤ハンダの盛り付け怪しい
ここでした。クリック!で拡大一箇所のハンダ付けに、ここまでバラバラに

電源・保護回路基盤のリレーは問題なく働いていますが本来4極の所
サイズちがいの2極を浮かして取付けていますのでリレーを交換します。

元のリレーの内部配線を利用してパターンを追加配線もしてあり、
この部分はセレクタ基盤とは別人の仕事・・・電解コンデンサも交換します。

パターンを追加配線してある交換部品
コンデンサは ニチコン FineGold へ
パワーアンプ部を触りたいが、とりあえずここまで。


気になっていた、パワーアンプ部のコンデンサーを交換する事にしました。
片チャンネルあたり電解コン3個で、電源・保護回路やプリ部に比べて、かなりシンプルです。

巨大なトランスが2機。70年代半ばごろ、たしか定価が11万円で、当時でも2割引位で買えたと思いますから、
メーカーの利益はどれ位?。1983年のNECの初代A-10(定価 99,800円)に比べれば・・・か。
ニチコンKWとMUSE・MUSEへ・・・
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